高野聖

泉 鏡花 完結 全26話 3.6万字 約1時間12分 1999年1月30日 更新

「参謀本部編纂の地図をまた繰開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、余りの道じゃから、手を触るさえ暑くるしい、旅の法衣の袖をかかげて、表紙を附けた折本になってるのを引張り出した。 飛騨から信州へ越える深山の間道で、ちょうど立休らおうという一本の樹立も無い、右も左も山ばかりじゃ、…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「新小説 第五年第三巻」春陽堂、1900(明治33)年2月1日

底本: ちくま日本文学全集 泉鏡花(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この作品には別の底本もあります — 新編 泉鏡花集 第八巻(岩波書店)

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