高野聖
「参謀本部編纂の地図をまた繰開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、余りの道じゃから、手を触るさえ暑くるしい、旅の法衣の袖をかかげて、表紙を附けた折本になってるのを引張り出した。 飛騨から信州へ越える深山の間道で、ちょうど立休らおうという一本の樹立も無い、右も左も山ばかりじゃ、…
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- 1 一 1,330字
- 2 二 1,351字
- 3 三 1,288字
- 4 四 1,234字
- 5 五 1,307字
- 6 六 1,307字
- 7 七 1,285字
- 8 八 1,373字
- 9 九 1,233字
- 10 十 1,264字
- 11 十一 1,420字
- 12 十二 1,190字
- 13 十三 1,256字
- 14 十四 1,259字
- 15 十五 1,200字
- 16 十六 1,158字
- 17 十七 1,224字
- 18 十八 1,227字
- 19 十九 1,224字
- 20 二十 1,229字
- 21 二十一 1,298字
- 22 二十二 1,186字
- 23 二十三 1,215字
- 24 二十四 1,290字
- 25 二十五 1,336字
- 26 二十六 4,323字