ノベリズ
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樋口 一葉 完結 全1話 4,332字 約9分 2007年9月4日 更新
(上) 隔ては中垣の建仁寺にゆづりて汲かはす庭井の水の交はりの底きよく深く軒端に咲く梅一木に両家の春を見せて薫りも分ち合ふ中村園田と呼ぶ宿あり園田の主人は一昨年なくなりて相続は良之助廿二の若者何某学校の通学生とかや中村のかたには娘只一人男子もありたれど早世しての一粒ものとて寵愛は…
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初出 — 「武蔵野 第一編」1892(明治25)年3月23日
底本: 新日本古典文学大系 明治編 24 樋口一葉集(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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