ノベリズ
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室生 犀星 完結 全4話 1.8万字 約35分 2013年10月18日 更新
舟のへさきに白い小鳥が一羽、静かに翼を憩めて止っている。――その影は冴えた百合花のように水の上にあるが、小波もない湖の底まで明るい透きとおった影の尾を曳いている。ときどき扇のような片羽を開いて嘴で羽虫でも《あさ》るのであろう、ふいに水の上の白い影が冴えて揺れた。 「お母様はどうな…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「詩と音楽」1923(大正12)年5月号
底本: 文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子(ちくま文庫、筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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