疑問と空想

寺田 寅彦 完結 全1話 3,103字 約6分 2000年10月3日 更新

一 ほととぎすの鳴き声 信州沓掛駅近くの星野温泉に七月中旬から下旬へかけて滞在していた間に毎日うるさいほどほととぎすの声を聞いた。ほぼ同じ時刻にほぼ同じ方面からほぼ同じ方向に向けて飛びながら鳴くことがしばしばあるような気がした。 その鳴き声は自分の経験した場合ではいわゆる「テッペ…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「科学知識」1934(昭和9)年10月

底本: 寺田寅彦随筆集 第五巻(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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