空知川の岸辺

国木田 独歩 完結 全2話 9,616字 約19分 2000年6月27日 更新

一 余が札幌に滞在したのは五日間である、僅に五日間ではあるが余は此間に北海道を愛するの情を幾倍したのである。 我国本土の中でも中国の如き、人口稠密の地に成長して山をも野をも人間の力で平げ尽したる光景を見慣れたる余にありては、東北の原野すら既に我自然に帰依したるの情を動かしたるに、…
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底本: 現代日本文學大系 11 國木田獨歩・田山花袋集(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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