新しくもならぬ人生

正宗 白鳥 完結 全1話 1,467字 約3分 2019年3月3日 更新

暦の上で何度新しき年を迎へても、心が新たになるのではない。私は、二十代の昔も七十代の今日も、根底においては、自分の考へ方は同じやうに思はれる。經驗を積み知識も豐かになつたにしても、すべて皮相な經驗、皮相な知識の積み重ねであつたのに過ぎないやうに思はれる。そして、大抵の人間が究極の…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「朝日新聞」1954(昭和29)年1月8日

底本: 正宗白鳥全集第二十九卷(福武書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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