冬至の南瓜

窪田 空穂 完結 全1話 2,000字 約4分 2018年12月22日 更新

十二月二十二日、冬日ざしが眩しく照つてはゐるが、めつきりと寒くなつた日の午後、A君といふ、青年と中年の中間年輩の人が、用足しに来た。事が済んだあと、「今日はいよいよ南瓜を食べる日になつたね」と、歳末の挨拶気分で云つた。するとA君は急に笑ひ出して、「すこし以前のことですがね、出入を…
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初出 — 「まひる野」1951(昭和26)年1月

底本: 日本の名随筆20 冬(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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