ノベリズ
書いて、読む
芥川 竜之介 完結 全1話 4,359字 約9分 2004年11月16日 更新
小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まったのは、良平の八つの年だった。良平は毎日村外れへ、その工事を見物に行った。工事を――といったところが、唯トロッコで土を運搬する――それが面白さに見に行ったのである。 トロッコの上には土工が二人、土を積んだ後に佇んでいる。トロッコは山を下る…
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底本: 蜘蛛の糸・杜子春(新潮文庫、新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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