或る探訪記者の話

平林 初之輔 完結 全2話 1.1万字 約22分 2010年7月17日 更新

世の中には色々な職業がある。肉をひさぎ、貞操を売って生活してゆく女があるかと思うとそういう女の上前をはねてくらしてゆく奴もある。泥棒が悪いというなら、泥棒に凶器を売る銃器店や、金物屋もわるいことになる。金貸しが不徳だというなら、金貸しから金を借りる者も共犯者のわけだ。死刑執行人だ…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「新青年 一〇巻一四号」1929(昭和4)年12月号

底本: 平林初之輔探偵小説選Ⅰ〔論創ミステリ叢書1〕(論創社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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