ガール・シヤイ挿話

牧野 信一 完結 全1話 1,863字 約4分 2010年1月24日 更新

僕(理科大学生)は、さつき玄関でチラリと娘の姿を見たばかりで一途にカーツと全身の血潮が逆上してしまつて(註、ガール・シヤイを翻訳すれば、美しい女を見ると無性に気恥かしくなつて口が聞けなくなる病――とでも云ふべきであらう。)慌てゝ自分の部屋へ逃げ込んでしまつた。 「おーい、二郎、来…
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初出 — 「国民新聞 第一三九一九号」国民新聞社、1930(昭和5)年9月14日

底本: 牧野信一全集第四巻(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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