永日小品
雑煮を食って、書斎に引き取ると、しばらくして三四人来た。いずれも若い男である。そのうちの一人がフロックを着ている。着なれないせいか、メルトンに対して妙に遠慮する傾きがある。あとのものは皆和服で、かつ不断着のままだからとんと正月らしくない。この連中がフロックを眺めて、やあ――やあと…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
- 1 元日 1,836字
- 2 蛇 1,622字
- 3 泥棒 3,395字
- 4 柿 1,947字
- 5 火鉢 2,273字
- 6 下宿 2,259字
- 7 過去の匂い 2,120字
- 8 猫の墓 2,344字
- 9 暖かい夢 2,213字
- 10 印象 1,476字
- 11 人間 2,195字
- 12 山鳥 2,826字
- 13 モナリサ 1,740字
- 14 火事 1,313字
- 15 霧 1,810字
- 16 懸物 1,547字
- 17 紀元節 610字
- 18 儲口 1,495字
- 19 行列 1,348字
- 20 昔 1,470字
- 21 声 1,419字
- 22 金 1,499字
- 23 心 1,897字
- 24 変化 1,817字
- 25 クレイグ先生 5,374字