銭形平次捕物控 090 禁制の賦

野村 胡堂 完結 全6話 1.3万字 約25分 2014年2月19日 更新

笛の名人春日藤左衞門は、分別盛りの顏を曇らせて、高々と腕を拱きました。 「お師匠、このお願ひは無理でせうが、亡くなつた父一色清五郎から、お師匠に預けた禁制の賦、あれを吹けば、人の命に拘はるといふ言ひ傳へのあることも悉く存じて居りますが、お師匠の許を離れる、この私への餞別に、たつた…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「オール讀物」文藝春秋社、1939(昭和14)年7月号

底本: 錢形平次捕物全集第十六卷 笑ひ茸(同光社磯部書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この作品には別の底本もあります — 銭形平次捕物控(十)金色の処女(嶋中文庫、嶋中書店)

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