樹木とその葉 10 冷たさよわが身を包め

若山 牧水 完結 全1話 187字 約1分 2001年5月3日 更新

冷たさよ わが身をつゝめ わが書齋の窓より見ゆる 遠き岡、岡のうへの木立 一帶に黝み靜もり 岡を掩ひ木立を照し わが窓さきにそゝぐ 夏の日の光に冷たさあれ わが凭る椅子 腕を投げし卓子 脚重くとどける疊 部屋をこめて動かぬ空氣 すべてみな氷のごとくなれ わがまなこ冷かに澄み ある…
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底本: 若山牧水全集 第七卷(雄鷄社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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