なまけ者と雨

若山 牧水 完結 全1話 1,898字 約4分 2000年8月18日 更新

降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。どんよりと曇つて居られると、頭は重く、手足はだるく眼すらはつきりとあけてゐられない様な欝陶しさを感じがちだ。無論為事は手につかず、さればと云つてなまけてゐるにも息苦しい。 それが静かに四辺を濡らして降り出して来た雨を見ると、漸く手足もそれ/″\の…
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底本: 日本の名随筆43 雨(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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