首頂戴

国枝 史郎 完結 全2話 9,736字 約19分 2005年1月7日 更新

一 サラサラサラと茶筌の音、トロリと泡立った緑の茶、茶碗も素晴らしい逸品である。それを支えた指の白さ! と、茶碗が下へ置かれた。 茶を立てたのは一人の美女、立兵庫にお裲襠、帯を胸元に結んでいる。凛と品のある花魁である。 むかいあっているのは一人の乞食、ひどい襤褸を纏っている。だが…
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底本: 妖異全集(桃源社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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