反古しらべ

樋口 一葉 完結 全1話 994字 約2分 2005年5月28日 更新

虫干すとてかびくさき反古どもあまた取出しける中に、故兄が殘したるくさ/″\の筆記あり、ことこまかにしるしとゝめたるさま、これはそれの夏、腦の病ひおこらんとせし前の月こゝろをとゝめて物しつるなり、今かたつかたハ霜こほる冬のよ、毎よさかならず父母が寐間をうかゝひて裾に物をおき、襖のた…
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底本: 樋口一葉全集 第三卷(下)(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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