詩に関する話

中原 中也 完結 全1話 4,324字 約9分 2009年6月14日 更新

一、序 近頃芸術は世界全般に亙つて衰へ、その帰趨を知らない。種々なる主義傾向によつて賑はつてゐるとは云へ、各人は衰弱し、独りゐては考へ込み、人と遇つてはカラ笑ひしてゐる。私も亦同様である。然るに今日私は過去五年間の暗中模索、傷ましき躁宴の後に、聊か芸術の泉なるものが依て以て存する…
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初出 — 「白痴群 第六号」1930(昭和5)年4月1日

底本: 新編中原中也全集 第四巻 評論・小説(角川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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