ノベリズ
書いて、読む
樋口 一葉 完結 全1話 2,524字 約5分 2014年11月29日 更新
夕暮の店先に郵便脚夫が投込んで行きし女文字の書状一通、炬燵の間の洋燈のかげに讀んで、くる/\と帶の間へ卷收むれば起居に心の配られて物案じなる事一通りならず、おのづと色に見えて、結構人の旦那どの、何うぞしたかとお問ひのかゝるに、いえ、格別の事でも御座りますまいけれど、仲町の姉が何や…
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初出 — 「新文壇 二號」1896(明治29)年2月5日
底本: 樋口一葉全集第二卷(新世社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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