玉手御前の恋

折口 信夫 完結 全3話 1.0万字 約20分 2021年9月3日 更新

……おもはゆげなる玉手御前。母様のおことばなれど、いかなる過去の因縁やら、俊徳様のおんことは、寝た間も忘れず恋ひこがれ、思ひあまつてうちつけに、言うても親子の道を立て、つれない返事堅い程尚いやまさる恋の淵。いつそ沈まばどこまでもと、跡を慕うてかちはだし蘆の浦々難波潟身を尽したる心…
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初出 — 「慶応義塾歌舞妓研究会講演」1947(昭和22)年6月12日

底本: 折口信夫全集 22(中央公論社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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