八人みさきの話

田中 貢太郎 完結 全2話 1.0万字 約20分 2001年2月23日 更新

「七人御先」 高知市の南に当る海岸に生れた私は、少年の比、よくこの御先の話を耳にした。形もない、影もない奇怪な物の怪の話を聞かされて、小供心に疑いもすれば、恐れもしたものだ。 「彼の人は、七人御先に往き逢うたから、病気になった」 外出していて不意に病気になったり、頓死したりする者…
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底本: 日本の怪談(河出文庫、河出書房新社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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