「ケット」と「マット」

喜田 貞吉 完結 全5話 1.0万字 約20分 2011年8月5日 更新

僻陬の地に先住民族がながく取り遺されるという事は、今さら事新しく言うまでもないところで、現に台湾東部の山地には、近くその実際を見るのである。これを我が古史に徴するに、西南薩隅の地に夷人と呼ばれた隼人が奈良朝頃までもなお残存し、東北奥羽の地方には平安朝に至ってなお蝦夷が猖獗を極めた…
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初出 — 「歴史地理 第五八巻第五号」1931(昭和6)年11月号

底本: 先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選(河出書房新社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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