幾度目かの最期

久坂 葉子 完結 全2話 3.1万字 約1時間3分 2005年7月6日 更新

熊野の小母さんへ。 あなたには四、五年も昔から、よくお便りしてます。けれど、こんな殺風景な紙に、宿命的な味気ない字を書くことは、はじめてです。いつも、信州の紙とか、色のついたアート紙に、或いはかすれた筆文字で、或いは、もっと、面白くきれいな字――いやこれは、おこがましいかな。でも…
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底本: 久坂葉子作品集 女(六興出版) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この作品には別の底本もあります — 幾度目かの最期(講談社文芸文庫、講談社)

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