ノベリズ
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若山 牧水 完結 全1話 1,819字 約4分 2001年2月3日 更新
先づ野蒜を取つてたべた。これは此處に越して來た時から見つけておいたもので、丁度季節なので三月の初め掘つて見た。少し過ぎる位ゐ肥えてゐた。元來此處の地所は昨年の春までは桃畑であつた。百姓たちが桃畑の草をとつて畑つゞきの松林の蔭に捨て、毎年捨てられた草が腐つて所謂腐草土となり、その腐…
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底本: 若山牧水全集 第八巻(雄鶏社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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