ノベリズ
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萩原 朔太郎 完結 全1話 1,826字 約4分 2006年12月8日 更新
僕、先月末出京しました。東京は我があこがれの都。雪のふる夜も青猫の屋根を這ふ大都会。いまは工場と工場との露地の間、職工の群がつてゐる煤煙の街に住んでゐます。黒い煤煙と煉瓦の家の並んでゐる或る貧乏なまづしい長屋に、僕等親子四人が悲しい生活をしてゐます。どうにかしてパンの食へる間だけ…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「羅針 第五輯」1925(大正14)年4月
底本: 現代詩文庫 1013 蒲原有明(思潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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