子猫

寺田 寅彦 完結 全1話 9,261字 約19分 1999年11月24日 更新

これまでかつて猫というもののいた事のない私の家庭に、去年の夏はじめ偶然の機会から急に二匹の猫がはいって来て、それが私の家族の日常生活の上にかなりに鮮明な存在の影を映しはじめた。それは単に小さな子供らの愛撫もしくは玩弄の目的物ができたというばかりでなく、私自身の内部生活にもなんらか…
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初出 — 「女性」1923(大正12)月1月

底本: 寺田寅彦随筆集 第二巻(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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