オパール色の手紙 ――ある女の日記――

平林 初之輔 完結 全7話 9,492字 約19分 2010年7月17日 更新

こんなことが信じられるだろうか? でもじっさい妾は自分の眼で見たのだ。あの人が、世界でたった一人の妾の人だと信じきっていたあの人が、全く世間並みの、やくざな、汚らわしい人間であったなんて。 今朝の十時に、妾はあの人の書斎へはいって、書棚からミロッセの『コンフェッション』を探してい…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「文学時代 一巻五号」1929(昭和4)年9月号

底本: 平林初之輔探偵小説選Ⅰ〔論創ミステリ叢書1〕(論創社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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