秋空晴れて

吉田 甲子太郎 完結 全2話 9,291字 約19分 2008年1月1日 更新

一 「まったくでござんす、親方。御覧の通りの痩せっぽちじゃござんすが、これで案外胆っ玉はしっかりしてますんで。今まで乗ってました船でも、こいつぐらい上手にマストへのぼる奴はなかったそうでござんす。まるで猿みたいな奴だなんていわれてたくらいで――高いところの仕事にはもって来いの餓鬼…
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底本: 少年小説大系 第10巻 戦時下少年小説集(三一書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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