旧藩情

福沢 諭吉 完結 全2話 1.4万字 約29分 2006年12月5日 更新

旧藩情緒言 一、人の世を渡るはなお舟に乗て海を渡るがごとし。舟中の人もとより舟と共に運動を與にすといえども、動もすれば自から運動の遅速方向に心付かざること多し。ただ岸上より望観する者にして始てその精密なる趣を知るべし。中津の旧藩士も藩と共に運動する者なれども、或は藩中に居てかえっ…
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底本: 明治十年丁丑公論・瘠我慢の説(講談社学術文庫、講談社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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