開化の殺人

芥川 竜之介 完結 全1話 8,399字 約17分 1998年7月6日 更新

下に掲げるのは、最近予が本多子爵(仮名)から借覧する事を得た、故ドクトル・北畠義一郎(仮名)の遺書である。北畠ドクトルは、よし実名を明にした所で、もう今は知つてゐる人もあるまい。予自身も、本多子爵に親炙して、明治初期の逸事瑣談を聞かせて貰ふやうになつてから、初めてこのドクトルの名…
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初出 — 「中央公論」1918(大正7)年7月

底本: 現代日本文學大系 43 芥川龍之介集(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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