古事記 02 校註 古事記

100話 古事記 下つ卷 〔武烈天皇〕

311字 約1分 2013年7月15日 公開

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 小長谷の若雀の命一、長谷の列木(なみき)の宮二にましまして、八歳天の下治らしめしき。この天皇、太子(ひつぎのみこ)ましまさず。かれ御子代として、小長谷部(をはつせべ)を定めたまひき。御陵は片岡の石坏(いはつき)の岡三にあり。天皇既に崩りまして、日續知らしめすべき王ましまさず。かれ品太(ほむだ)天皇四五世(いつつぎ)(みこ)五、袁本杼(をほど)の命を近つ淡海の國より上りまさしめて、手白髮(たしらが)の命に合はせて、天の下を授けまつりき。

一 武烈天皇。

二 奈良縣磯城郡。

三 奈良縣北葛城郡。

四 應神天皇。

五 オホホドの王の系統であるが、古事記日本書紀にはその系譜は記されない。ただ釋日本紀に引いた上宮記という今日亡んだ書にだけその系譜が見える。應神天皇―若野毛二俣の王―意富富杼の王―宇非の王―彦大人の王―袁本杼の王。

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