古事記 02 校註 古事記

57話 古事記 中つ卷 〔成務天皇〕

271字 約1分 2013年7月15日 公開

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 若帶日子(わかたらしひこ)の天皇一、近つ淡海(あふみ)志賀(しが)の高穴()の宮二にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、穗積(ほづみ)の臣等の祖、建忍山垂根(たけおしやまたりね)が女、名は弟財(おとたから)郎女(いらつめ)に娶ひて、生みませる御子和訶奴氣(わかぬけ)の王。かれ建内の宿禰を大臣(おほおみ)三として、大國小國四の國の造を定めたまひ、また國國の堺、また大縣小縣五の縣主を定めたまひき。

 天皇、御年九十五歳(ここのそぢまりいつつ)乙卯の年三月十五日崩りたまひき。御陵は、沙紀(さき)多他那美(たたなみ)六にあり。

一 成務天皇。

二 滋賀縣滋賀郡。

三 宮廷の臣中の最高の位置。この後、建内の宿禰の子孫がこれに任ぜられた。

四 諸國の意。

五 クニよりはアガタの方が小さい。

六 奈良縣生駒郡。

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