市川の桃花

伊藤 左千夫 完結 全1話 287字 約1分 2013年9月12日 更新

停車場で釣錢と往復切符と一所に市川桃林案内と云ふ紙を貰つて汽車へのツタ、ポカ/\暖い日であつたから三等車はこみ合つて暑かつたが二等車では謠本を廣げて首をふつて居る髯を見うけた。市川で下りて人の跡へ付いて三丁程歩くと直ぐ其處が桃林だ、不規則な道はついて居るが人を入れまいとしつらへた…
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初出 — 「日本」日本新聞社、1903(明治36)年4月7日

底本: 左千夫全集 第五卷(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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