装幀の意義

萩原 朔太郎 完結 全1話 1,489字 約3分 2005年5月18日 更新

書物に於ける装幀の趣味は、絵画に於ける額縁や表装と同じく、一つの明白な芸術の「続き」ではないか。彼の画面に対して、あんなにも透視的の奥行きをあたへたり、適度の明暗を反映させたり、よつて以てそれを空間から切りぬき、一つの落付きある完成の気分をそへる額縁に対して、どんな画家も無関心で…
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底本: 日本の名随筆 別巻87 装丁(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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