玉の輿

正宗 白鳥 完結 全1話 3,694字 約7分 2013年8月17日 更新

時節外れの寒い風が吹いた。五人もの子供を抱へてゐながらビクともしない働きものゝおたまは、薄明りが差すと、誰れもまだ起きない前に寢床を離れて、手早く衣服を着替へて、藁草履を突掛けて、裏木戸から水汲みに出掛けた。風呂桶へ四五荷も汲んで、使ひ水をも大きな水瓶に滿すと、肥つた身體にべつた…
最初から読む

これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「女性 第十二巻第六号」プラトン社、1927(昭和2)年12月1日

底本: 正宗白鳥全集第十二卷(福武書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この読みやすさで、あなたの小説も

目次

最初から読む

この作品の更新のフィード この作品について知らせる

1冊にして持ち出す(EPUB) 印刷用の1枚

感想を書く この先には、まだ読んでいない話の中身が書かれていることがあります。