隠岐がよひの船

田山 花袋 完結 全1話 1,061字 約2分 2022年3月12日 更新

九月から先は、海が荒れて、ともすると一週間も交通の途絶えるやうなことがあるさうであるけれども、普通はその間は大してひどいところではなかつた。何方かと言へば佐渡にわたるよりも楽であるかも知れなかつた。境の港。朝八時の出帆。これが日によつて外港めぐり内港めぐりの二航船を互に交代にやる…
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底本: 定本 花袋全集 第二十七巻(臨川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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