学校の今昔

正宗 白鳥 完結 全1話 1,095字 約2分 2016年11月3日 更新

私には子供がないから、學校の撰擇、入學の困難について心を惱ましたことがない。そして、私自身は、教育制度の混沌曚昧たりし時代に成長したお蔭で、入學にも卒業にも、試驗の苦しみなんかは、寸毫も經驗しなかつた。たゞ小學校時代に、小さな弱い身體で體操をやらされた時だけ學校苦を感ぜさゝれた。…
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初出 — 「読売新聞 夕刊」読売新聞社、1937(昭和12)年7月31日

底本: 正宗白鳥全集第二十七卷(福武書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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