ノベリズ
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二葉亭 四迷 完結 全1話 3,332字 約7分 2004年12月28日 更新
社命を畏こまつて雲の彼方の露都を志し六月十二日雨持つ空の何となく湿つぽい夕弱妻幼児親戚の誰彼、さては新知旧識のなつかしき人々に見送られ新橋より大阪行の客となる。二十年来の知己横山天涯君統計好きの乾びた頭にも露の情けの湿はあつて同車して国府津まで見送られお蔭で退屈を免れたのは嬉しか…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「東京朝日新聞」1908(明治41)年7月8~14日
底本: 現代日本紀行文学全集 中部日本編(ほるぷ出版) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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