純情小曲集 02 純情小曲集

萩原 朔太郎 完結 全28話 6,567字 約13分 2005年7月19日 更新

有明のうすらあかりは 硝子戸に指のあとつめたく ほの白みゆく山の端は みづがねのごとくにしめやかなれども まだ旅びとのねむりさめやらねば つかれたる電燈のためいきばかりこちたしや。 あまたるきにすのにほひも そこはかとなきはまきたばこの烟さへ 夜汽車にてあれたる舌には侘しきを い…
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初出 — 夜汽車「朱欒 第三卷第五號」1913(大正2)年5月号

底本: 萩原朔太郎全集 第二卷(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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