冬彦夜話 ――漱石先生に関する事ども――

中谷 宇吉郎 完結 全1話 3,610字 約7分 2017年2月9日 更新

『猫』の寒月君『三四郎』の野々宮さんの話の素材が吉村冬彦(寺田寅彦)先生から供給されたものであるという話は、前に書いた通りである。漱石先生と冬彦との関係は、冬彦先生自身が書かれた「夏目漱石先生の追憶」の中に詳しく述べられている。私は丁度大正十二年の暮から四年余りの間冬彦先生の下で…
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初出 — 「漱石全集 第九巻 月報第十七号」岩波書店、1937(昭和12)年3月10日

底本: 中谷宇吉郎集 第一巻(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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