党生活者

小林 多喜二 完結 全10話 6.5万字 約2時間11分 1998年11月10日 更新

一 洗面所で手を洗っていると、丁度窓の下を第二工場の連中が帰りかけたとみえて、ゾロ/\と板草履や靴バキの音と一緒に声高な話声が続いていた。 「まだか?」 その時、後に須山が来ていて、言葉をかけた。彼は第二工場だった。私は石鹸だらけになった顔で振りかえって、心持眉をしかめた。――そ…
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底本: 党生活者(新日本文庫) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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