朝顔草紙

山本 周五郎 完結 全4話 1.4万字 約28分 2026年6月22日 更新

部屋へ入ると直ぐ、父の様子が毎もと違うのを信太郎は感じた。 「お呼びでございますか」「うむ、――」信右衛門は好物の莨を喫っていたが、信太郎の坐るのを待って静かに煙管を措いた。 「突然のことで驚くかも知れぬが、そのほう明日江戸を立って、故郷まで行って来て貰いたいのだ」 「――石見へ…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1938(昭和13)年10月号

底本: 山本周五郎全集第十八巻 須磨寺附近・城中の霜(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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