どら猫観察記

柳田 国男 完結 全5話 5,665字 約11分 2013年1月25日 更新

瑞西に住む友人の家では、或日語学の教師の老婦人が、変な泣顔をして遣って来たそうである。市の蓄犬税が三割とか、引上げられるという際であった。私たちの生活では、とても今度のような税は払うことが出来ません。是迄は無理をして育てて居たけれども、もう仕方が無いから今朝役所へ連れて行きました…
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底本: 日本の名随筆3 猫(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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