暁と夕の詩

立原 道造 完結 全1話 2,529字 約5分 1997年9月11日 更新

或る風に寄せて おまへのことでいつぱいだつた 西風よ たるんだ唄のうたひやまない 雨の昼に とざした窗のうすあかりに さびしい思ひを噛みながら おぼえてゐた おののきも 顫へも あれは見知らないものたちだ…… 夕ぐれごとに かがやいた方から吹いて来て あれはもう たたまれて 心に…
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底本: 立原道造全集 第1卷 詩集Ⅰ(角川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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