萱草に寄す

立原 道造 完結 全1話 2,400字 約5分 1997年9月11日 更新

SONATINE No.1 はじめてのものに ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした この村に ひとしきり 灰はかなしい追憶のやうに 音立てて 樹木の梢に 家々の屋根に 降りしきつた その夜 月は明かつたが 私はひとと 窓に凭れて語りあつた(その窓からは山の姿が見えた) 部…
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底本: 立原道造全集 第1卷 詩集Ⅰ(角川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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