鉄鉢と魚籃と ――其中日記から――

種田 山頭火 完結 全1話 1,022字 約2分 2008年7月20日 更新

九月三日。 曇、さすがに厄日前後らしい天候。 朝は梅茶三杯ですます。身心を浄化するには何よりもこれがよろしい。 前栽の萩――それは一昨年黎々火君と共に裏山から移植したもの――が勢よく伸びて、びっしり蕾をつけている。早いのはぽつぽつ咲きだしている。萩は何となく好きな花だが、それは山…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「層雲 昭和十年十月号」1935(昭和10)年10月

底本: 山頭火随筆集(講談社文芸文庫、講談社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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