木綿以前の事

柳田 国男 完結 全113話 17.5万字 約5時間51分 2013年7月4日 更新

『七部集』の附合の中には、木綿の風情を句にしたものが三カ処ある。それから木綿とは言ってないが、次の『炭俵』の一節もやはりそれだろうと私は思っている。 分にならるる娵の仕合 利牛 はんなりと細工に染まる紅うこん 桃隣 鑓持ちばかり戻る夕月 野坡 まことに艶麗な句柄である。近いうちに…
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初出 — 木綿以前の事「女性」1924(大正13)年10月、何を着ていたか「斯民家庭」1911(明治44)年6月、昔風と当世風「彰風会講演」1928(昭和3)年3月、働く人の着物「旅と伝説」1936(昭和11)年7月、国民服の問題「被服」1939(昭

底本: 木綿以前の事(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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