ひかりの素足

宮沢 賢治 完結 全2話 1.7万字 約34分 2000年2月4日 更新

一、山小屋 鳥の声があんまりやかましいので一郎は眼をさましました。 もうすっかり夜があけてゐたのです。 小屋の隅から三本の青い日光の棒が斜めにまっすぐに兄弟の頭の上を越して向ふの萱の壁の山刀やはむばきを照らしてゐました。 土間のまん中では榾が赤く燃えてゐました。日光の棒もそのけむ…
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底本: 宮沢賢治全集5(ちくま文庫、筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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