ノベリズ
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海野 十三 完結 全3話 1.5万字 約30分 2000年1月10日 更新
「ねエ、すこし外へ出てみない!」 「うん。――」 あたしたちは、すこし飲みすぎたようだ。ステップが踉々と崩れて、ちっとも鮮かに極らない。松永の肩に首を載せている――というよりも、彼の逞しい頸に両手を廻して、シッカリ抱きついているのだった。火のように熱い自分の息が、彼の真赤な耳朶に…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「新青年」1934(昭和9)年2月号
底本: 海野十三全集 第2巻 俘囚(三一書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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