馬上の春

牧野 信一 完結 全2話 2,024字 約4分 2010年1月28日 更新

私たちが、その村に住んでゐたころ――では、今年の正月は、いつものやうに朝から晩まで酒を飲んでは議論をしたり喧嘩をしたりしてゐても止め度がないから、 「今年はひとつ――」 と、私達の伊達好みの戯談好きの村長が提言しました。「大いに趣向を変へて――馬を引け! 近郷の村々を訪れて、飲み…
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初出 — 「大阪毎日新聞」1932(昭和7)年1月3、5日

底本: 牧野信一全集第四巻(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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