赤ひげ診療譚 07 おくめ殺し

山本 周五郎 完結 全9話 2.4万字 約47分 2018年12月17日 更新

十二月にはいってまもない或る日の午後八時過ぎ、――新出去定は保本登と話しながら、伝通院のゆるい坂道を、養生所のほうへと歩いていた。竹造が去定の先に立って、提灯で足もとを照らしながらゆき、薬籠は登が負っていた。一人の使用人に二つの仕事を同時にさせてはならない、と去定はつねに云ってい…
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初出 — 「オール読物」1958(昭和33)年11月

底本: 山本周五郎全集第十一巻 赤ひげ診療譚・五瓣の椿(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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